Do As Infinityのアルバム「NEED YOUR LOVE」の不思議な魅力を追求

筆者が好きなアーティストDo As Infinityのアルバムの中で、「NEED YOUR LOVE」は個人的に少し他のアルバムとは違った印象を受けます。もちろんいつもの魅力はあるのですが、なんとなくこのアルバムの全体にむなしさのようなものを感じ、タイトルが少しせつなく見えてくるのです。勿論感じ方は人それぞれだとは思いますが、何か共通のコンセプトを感じずにはいられません。少し不思議な魅力を持ったこのアルバムの収録曲をいくつか紹介したいと思います。

For the future

元気で明るいDo As Infinityらしい曲が一曲目に収録されています。シングル曲らしい、素直な良さがある曲です。ただ他の曲に比べてこの曲の明るさが際立っているので、そういう曲は最初だけで、伝えたいものは別にある、というような印象を受けます。その明るさは虚構だと言っているようです。少し穿った見方でしょうか?

ROBOT

人の心がわからないロボットのことが歌われた曲です。何も考えずに効率だけを求め、仕事をこなしていく様は、現代のサラリーマンに通じるところがあって少し怖さがあります。仕事をやることだけに集中して心をなくした、ロボットのような現代人に警鐘を鳴らしている曲です。

夜鷹の夢

第二次世界大戦当時の日本の上空を戦闘機が行き交う様子が描かれたと思われる、反戦の曲です。このような社会に向けた大きなメッセージが込められた歌をDo As Infinityはよく歌っていますが、その中でもこの曲は強烈で、印象にもかなり残りやすいような曲だと思います。戦争が生み出す悲しみ、むなしさがよく表現されていると思います。

菜ノ花畑

母親のお腹に新たな命が宿り、菜の花畑の中を歩いている美しい情景が目に浮かぶすごく良い曲です。ほとんどピアノの伴奏だけで歌われるシンプルな曲なのですが、そのシンプルさが良い雰囲気を出していて、世界観に浸ることができます。CM曲として使われましたが、CMで聴くよりもフルで聴いた方が楽しめる曲だと思います。ぜひ静かな夜に聴いてみてください。

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